◆ 絵本を好きになるきっかけ ◆ |
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絵本は想像力や心を豊かにし知性の成長に役立ちます。
親は絵本を好きになってほしいと願いますが、
子どもはなかなか思うように育ってくれないこともあります。
絵本に興味を持ち、好きになるきっかけは、まず身近に絵本があることです。
身近に置く絵本は、色々な種類の物を選び、表紙がよく見えるようにしたり、
何時でも手に取れるようにしたり置き場所を工夫してみましょう。
絵本に囲まれた図書館や書店にも出掛けてみましょう。
そして、赤ちゃんの頃からたくさん読み聞かせてあげることが大切です。
0・1才児の頃は車や動物、食べ物など身の回りの物が分かり易く描かれている絵本が大好きです。 自分の好きな物、知っている物を発見した時は、嬉しそうに絵を指さしながら
「ワンワン」「ブーブー」と話したり、何度も「これは?」「なあに?」と尋ねたりします。
絵本はこのように小さな頃から楽しめ、親子の絆も深まります。
絵本を嫌いにならないように、選んだ絵本は否定せず「読んで」と
求めて来た時には気持ちを受け止め、手を休めて読んであげましょう。
興味のある絵本を観たり、読んであげたりすることが絵本を好きになる第一歩です。
また、姿勢や目を近付けないなどの注意や「何が出て来たの」「どんなお話だった」
としっかり聞けていたかを問うことは控え、心で感じたことを大切にしてあげましょう。
文字や数も覚えさせようと過度に教え込まないようにしましょう。
文字が読めるようになった時に、「もう、ひとりで読めるでしょ」と言いがちですが、
自分で読みたい時、読んで欲しい時の気持ちを大切に受け止めてあげましょう。
絵本を乱暴に扱った時は叱るのではなく「大切にしようね」と優しく話し伝えましょう。
生活経験がまだ少ない子どもたちが、絵本を通して知らない世界に出合い、 面白さを感じて絵本を好きになっていきます。
それを楽しむことで、想像力が豊かになり、心の成長にも繋がっていきます。
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